遺伝情報学実験演習

 学生さんにとっては原山実習が、生命科学関連の実験に接する最初の機会となります。
この実習では、無菌操作や、ピペッターの操作のような実験に必須となる器具の使い方などを一から学び、次いで、分子生物学の研究に不可欠な、微生物の培養、DNAの抽出、組換え遺伝子の導入などの実験を行い、分子生物学的研究の基礎技術を修得していくことが目的です。
 このような実習を通し、授業で学んだ分子生物学を実験として体験し理解を深めるとともに、分子生物学的研究、すなわち遺伝情報の解析とはどのようなものであるかを学んでいくことが可能です。
 また、大腸菌の取り扱いに十分に慣れた時点で、弱毒性病原菌(サルモネラ)を用いた実験も行い、実験の安全性に対する配慮の重要性を真剣に学ぶことになります。さらに、これらの実験を通して、組換えDNA実験および病原微生物取扱い実験に関する安全規則の理解、遵守(コンプライアンス)の必要性を身につけていきます。

 授業の様子を少しだけご紹介いたします。原山先生、笠井先生です。
画像をクリックすると別窓・拡大表示になります。画像の右上・左上にカーソルをあてるとクリックで次の画像・前の画像にそれぞれ飛べます。



              

原山先生

笠井先生